【新華社ワシントン8月15日】米国務省は14日、ポンペオ国務長官が韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相と電話で会談し、朝鮮半島の非核化問題について意見を交換し、朝鮮半島の「最終的かつ完全に検証された非核化(FFVD)」が実現するまで、朝鮮に圧力をかけ続ける必要性があると強調したことを明らかにした。
同省のナウアート報道官は声明で、ポンペオ長官と康外相が電話会談で、両国の緊密な協力と意思疎通を保つ意向を示したと述べた。
ナウアート報道官は同日行われた定例記者会見でも、米朝対話はすでに多くの進展があり、米国は関連対話を「善意を堅持」して進める意向で、今後は両国政府間の協議や対話が常態化するだろうと表明。米国は半島和平メカニズムの構築を支援しているが、現在の重要な関心事は依然として半島の非核化推進だと述べた。
ポンペオ国務長官は14日、ソーシャルメディアを通し、康外相との電話会談で、13日に開かれた南北閣僚級会談の状況について話し合ったと述べ、米韓両国は半島の非核化をさらに推進できると確信しているとの見方を示した。
韓国と朝鮮は13日、南北軍事境界線のある板門店(パンムンジョム)の朝鮮側施設で閣僚級会談を開催。「板門店宣言」の履行状況の確認と、宣言のさらに積極的な履行についての協議を行い、9月に朝鮮の首都、平壌で再び南北首脳会談を開催することで合意した。実施されれば、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と朝鮮の最高指導者金正恩(キム・ジョンウン)氏の会談は3回目となる。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事: