【新華社北京8月15日】中国国家中医薬管理局は13日、全面的でライフサイクル全般に及ぶ健康サービスに対する人々のニーズを満たすため、同局と科学技術部がこのほど「中国医学・医薬健康サービスの科学技術革新の強化に関する指導意見」を発表したことを明らかにした。科学技術革新により、中国医学・医薬健康サービス製品の種類増加やサービス分野の拡大、サービス能力とレベルの向上を図る。
中国医学・医薬は、健康や保健、病気予防、治療、リハビリなどの分野で独自の強みを持っている。「指導意見」では、健康促進と慢性疾患の予防治療を重点とし、中国医学による健康状態の鑑別や介入を行い、中国医学による健康管理プラン・モデル、プロセス管理ツールなどの研究を実施するよう指摘。中国医学・医薬による疾患予防・治療・リハビリの三段階の予防治療体制を構築し、個人やコミュニティ、特定集団に適用できる健康促進・慢性疾患予防治療モデルを確立するよう指示している。
中国医学の理論と、現代医学や情報科学技術の成果の融合が進むにつれ、中国の医薬品や医療器具が、多元化した健康サービスに対する人々のニーズを満たすことが望まれている。「指導意見」では、中国医薬の新薬発見や複方(複数調合した医薬品)精度管理、有効成分の調製、新型製剤、安全性評価など、ボトルネックとなっている問題について進展を遂げ、革新的な中国医薬を研究開発するよう指摘している。
「指導意見」ではさらに、中国医学・医薬による健康サービス基準を整備し、サービス内容の規範化とサービスの質・レベルの向上を核心とするよう指摘。中国医学・医薬への健康サービス機関や人員の参入、サービス技術基準や製品基準、監督管理標準などの研究・制定を重点的に強化するよう強調している。
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