【新華社香港8月14日】周恩来生誕120周年を記念した一連のイベントがこのほど、中国香港で開かれ、海峡両岸(中国大陸と台湾)及び香港、マカオから百人以上が開幕式典に出席した。
同イベントは香港黄埔(こうほ)軍官学校の子孫友人親睦会と北京大鸞翔宇慈善基金会が共同で開催したもので、海峡両岸及び香港、マカオの黄埔軍官学校の卒業生、軍官学校を創立した指導者である孫中山(孫文)、周恩来、廖仲愷、李済深などの子孫や親族、多くの専門家や学者、若い学生などが出席した。
同基金会の主席で周恩来のめいの周秉徳氏は開幕式典のあいさつで、今回のイベントで黄埔の精神が引き続き発揚されるよう望むと述べた。また、中華民族の人々が愛国と革命の精神をいつでも呼びかけ、徹底し、堅持することを勧め、強力で統一された中華民族がありさえすれば国家は強くなれると語った。
同親睦会の林際平会長は、香港はかつて民主革命の発信地であり、多くの革命志士たちを育成し保護してきたと紹介。周恩来生誕120周年と黄埔軍官学校の創立94周年に際し、香港が黄埔軍官学校の関係者を迎え、共に周恩来に思いを馳せ、孫中山の香港における革命の足取りを追想できることは非常に意義深いことだと述べた。
黄埔軍官学校同窓会の林上元・会長は、周恩来と香港には切り離すことのできない縁があり、香港は革命初期の重要地であり、周恩来は生前常に心にかけ、国や民主的事業における香港の重要な地位と役割を高く評価していたと強調。今年は周恩来生誕120周年に当たり、香港で記念イベントを開催し、共にこの世代の偉人の愛国感情や高尚な精神について思い巡らすのは非常に有意義だと語った。
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