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中国統計局 7月のエネルギー供給は全体的に安定
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2018-08-15 13:47:21 | 新華社 | 編集: 郭丹

 【新華社北京8月15日】中国国家統計局公式サイトは、7月一定規模以上(年商2千元以上)の工業による原炭生産高は伸び率が鈍化し、石炭の輸入が急増、原油生産はやや減り、輸入は減少から増加に転じ、原油加工量の伸び率は拡大、天然ガスの生産は加速、輸入は急成長を維持、電力生産は急成長を続けたと発表した。中国証券報が伝えた。

  一、原炭生産はやや減少、石炭輸入は急増、価格は安定の中で下落

 7月、原炭生産量は前月の1・7%増から前年同期比2・0%減に転じた。1~7月は前年同期比3・4%増の19億8千万トンだった。

  7月の石炭輸入量は、前年同期比49・1%増、前月比354万トン増の2901万トン、2014年1月以来の最高水準となった。1~7月では、同15・0%増の1億7千万トンだった。

 石炭価格は安定の中で下落。7月30日時点で、秦皇島の発熱量5500キロカロリー石炭、総合的取引価格は1トン当たり576元で6月末より12元低下した。発熱量5千キロカロリーの石炭価格は同527元で6月末より20元低下、4500キロカロリーは同459元で6月末より21元低下した。

 二、原油生産はやや減少、輸入は減少から増加に転じた  

  7月の原油生産量は前年同期比2・6%減の1585万トン、下げ幅は前月より0・3ポイント拡大、1日当たりの生産量は前月比1万7千トン減の51万1千トンだった。1~7月の原油生産量は前年同期比2・1%減の1億995万トンとなった。

  原油輸入は減少から増加となった。7月の原油輸入量は前月の4・9%減から3・7%増に転じた。1~7月の原油輸入量は5・6%増の2億6083万トンだった。

  原油価格は安定の中でもみ合う。7月末時点で、ブレント原油現物の本船渡し価格(FOB)は、1バレル74・99ドル(1ドル=約110円)で6月末より2・45ドル低下したものの、70ドル以上で推移している。

   三、原油加工量は急成長

 7月の原油加工量は前年同期比11・6%増の5075万トン、伸び率は前月より3・6ポイント拡大、1日当たりの加工量は前月比2万2千トン減の163万7千トンだった。  1~7月の原油加工量は9・2%増の3億5057万トン。主要石油製品のうち、ガソリンの生産量は6・8%、灯油は15・6%、ディーゼルオイルは1・2%上昇した。

  四、天然ガス生産は上昇、輸入は高成長を維持

 7月の天然ガス生産量は10・5%増の130億立方メートル、伸び率は前月より4・9ポイント拡大、1日当たりの生産量は前月比1千万立方メートル増の4億2千万立方メートルだった。1~7月の天然ガス生産量は前年同期比5・5%増の905億立方メートルとなった。

  天然ガス輸入は高成長を維持。7月の天然ガス輸入量伸び率は前年同期比28・3%で前月より3ポイント鈍化した。天然ガス輸入量は738万トンで前月より8万トン拡大。1~7月の天然ガス輸入量は前年同期比34・3%増の4943万トンだった。

  五、電力生産は高成長を維持

 7月の全国平均気温は例年より1度高く、甘粛、湖北、吉林、遼寧、山東の各省は極端な高温となった。工業用電力需要の急増や高温続きの影響により、7月の発電量は前年比5・7%増の6400億2千万キロワット時となり、1日当たりの発電量は前月より21億5千万キロワット時増の206億5千万キロワット時で、過去最高となった。1~7月の発電量は同7・8%増、伸び率は前年同期を1ポイント上回った。  火力発電の伸び率はやや低下。7月の火力発電は前年同期比4・3%増、前月を2・0ポイント下回った。

  水力発電の伸び率は明らかに上昇。7月の全国平均降水量は133・8ミリ、前年同期比で18・9%多かった。降水量の増加により、水力発電が急増し、伸び率は6%、前月から2・3ポイント拡大した。

 新エネルギー発電は種別で異なった。7月の風力発電は上昇、原子力発電、太陽光発電は伸び悩んだ。そのうち、風力発電の伸び率は前月より13・3ポイント、前年同期比24・7%拡大となった。原子力発電は前月の設備点検で高成長をみせ、前年同期比14・2%拡大。太陽光発電の伸び率は前年同期比10・9%で前月より10・2ポイント低下した。

 

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新華網日本語 2018-08-15 13:47:21

 【新華社北京8月15日】中国国家統計局公式サイトは、7月一定規模以上(年商2千元以上)の工業による原炭生産高は伸び率が鈍化し、石炭の輸入が急増、原油生産はやや減り、輸入は減少から増加に転じ、原油加工量の伸び率は拡大、天然ガスの生産は加速、輸入は急成長を維持、電力生産は急成長を続けたと発表した。中国証券報が伝えた。

  一、原炭生産はやや減少、石炭輸入は急増、価格は安定の中で下落

 7月、原炭生産量は前月の1・7%増から前年同期比2・0%減に転じた。1~7月は前年同期比3・4%増の19億8千万トンだった。

  7月の石炭輸入量は、前年同期比49・1%増、前月比354万トン増の2901万トン、2014年1月以来の最高水準となった。1~7月では、同15・0%増の1億7千万トンだった。

 石炭価格は安定の中で下落。7月30日時点で、秦皇島の発熱量5500キロカロリー石炭、総合的取引価格は1トン当たり576元で6月末より12元低下した。発熱量5千キロカロリーの石炭価格は同527元で6月末より20元低下、4500キロカロリーは同459元で6月末より21元低下した。

 二、原油生産はやや減少、輸入は減少から増加に転じた  

  7月の原油生産量は前年同期比2・6%減の1585万トン、下げ幅は前月より0・3ポイント拡大、1日当たりの生産量は前月比1万7千トン減の51万1千トンだった。1~7月の原油生産量は前年同期比2・1%減の1億995万トンとなった。

  原油輸入は減少から増加となった。7月の原油輸入量は前月の4・9%減から3・7%増に転じた。1~7月の原油輸入量は5・6%増の2億6083万トンだった。

  原油価格は安定の中でもみ合う。7月末時点で、ブレント原油現物の本船渡し価格(FOB)は、1バレル74・99ドル(1ドル=約110円)で6月末より2・45ドル低下したものの、70ドル以上で推移している。

   三、原油加工量は急成長

 7月の原油加工量は前年同期比11・6%増の5075万トン、伸び率は前月より3・6ポイント拡大、1日当たりの加工量は前月比2万2千トン減の163万7千トンだった。  1~7月の原油加工量は9・2%増の3億5057万トン。主要石油製品のうち、ガソリンの生産量は6・8%、灯油は15・6%、ディーゼルオイルは1・2%上昇した。

  四、天然ガス生産は上昇、輸入は高成長を維持

 7月の天然ガス生産量は10・5%増の130億立方メートル、伸び率は前月より4・9ポイント拡大、1日当たりの生産量は前月比1千万立方メートル増の4億2千万立方メートルだった。1~7月の天然ガス生産量は前年同期比5・5%増の905億立方メートルとなった。

  天然ガス輸入は高成長を維持。7月の天然ガス輸入量伸び率は前年同期比28・3%で前月より3ポイント鈍化した。天然ガス輸入量は738万トンで前月より8万トン拡大。1~7月の天然ガス輸入量は前年同期比34・3%増の4943万トンだった。

  五、電力生産は高成長を維持

 7月の全国平均気温は例年より1度高く、甘粛、湖北、吉林、遼寧、山東の各省は極端な高温となった。工業用電力需要の急増や高温続きの影響により、7月の発電量は前年比5・7%増の6400億2千万キロワット時となり、1日当たりの発電量は前月より21億5千万キロワット時増の206億5千万キロワット時で、過去最高となった。1~7月の発電量は同7・8%増、伸び率は前年同期を1ポイント上回った。  火力発電の伸び率はやや低下。7月の火力発電は前年同期比4・3%増、前月を2・0ポイント下回った。

  水力発電の伸び率は明らかに上昇。7月の全国平均降水量は133・8ミリ、前年同期比で18・9%多かった。降水量の増加により、水力発電が急増し、伸び率は6%、前月から2・3ポイント拡大した。

 新エネルギー発電は種別で異なった。7月の風力発電は上昇、原子力発電、太陽光発電は伸び悩んだ。そのうち、風力発電の伸び率は前月より13・3ポイント、前年同期比24・7%拡大となった。原子力発電は前月の設備点検で高成長をみせ、前年同期比14・2%拡大。太陽光発電の伸び率は前年同期比10・9%で前月より10・2ポイント低下した。

 

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