【新華社北京7月12日】中国科学院予測科学研究センターがこのほど発表した「2018年コンテナ港世界トップ20予測報告」によると、中国の港湾コンテナ取扱量の増加幅は今年、ほかの地域の港湾を引き続き上回る見通しで、今年のトップ20の半数は中国の港湾が占めた。経済参考報が伝えた。
報告書によると、今年の世界トップ20のコンテナ港には次の具体的な特徴がある。 第一に、中国のコンテナ港が半分を占め、10位のうち7つは中国の港湾で、上海港は首位だった。昨年に比べ、中国の港湾のコンテナ取扱量の伸びは緩まる。
第二に、世界のコンテナ港トップ20に入った中国のそれぞれの港湾の予測結果は全体としてはっきりとした成長を保った。中国のコンテナ輸送の発展は依然として、世界の安定発展の重心であり、基盤でもある。2017年と比べると、香港港はマイナス成長となり、高雄港は減少から転じて小幅に増えた。環渤海湾地域は小幅に成長。長江デルタ地域は依然としてコンテナ取扱量の重要な成長地域になり、そのうち寧波舟山港の成長が最も速かった。珠江デルタ地域のコンテナ取扱量の変化はまちまちで、広州港は急成長、深圳港は小幅に伸び、香港はわずかに減った。
第三に、地域別に見ると、アジアの主要港湾のコンテナ取扱量の伸び率は世界平均を上回り、欧米の多数の港湾のコンテナ取扱量は穏やかに成長している。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事