【新華社北京7月12日】中国国家認証認可監督管理委員会がこのほど発表した2017年度全国認証認可検査検定サービス統計情報により、中国認証認可業界の産業規模が世界1位に浮上したことが分かった。
統計によると、中国が2017年に発行した管理システム認証証明書は85万4900枚に達し、これは国際標準化機構が統計する世界管理システム認証証明書の半数を占め、品質管理システム認証書は48万9100枚となり、数年連続して世界一を保持している。中国が2017年に主導制定した「合格評定サービス認証方案の指南と事例」は開発途上国が制定した適合性評価の初の国際規格となった。
2017年末時点で、中国の認証認可検査検定機関は3万6797社に達し、2016年末を9・44%上回った。中国が実施した製品認証規則は前年比27・42%増の5670件、サービス認証規則は前年比140%増の132件となった。2017年、中国の検査検定機関では関連報告を3億7600件作成しており、各種報告を1日当たり103万件提供したことになる。
国家認証認可監督管理委員会の董楽群副主任の説明によると、国務院の「放管服」(行政簡素化・権限委譲、監督管理の強化、サービスの最適化)改革を貫くために認証機構資質審査にかかる期間を35日間に短縮させ、改革前に比べ半分に減らしたという。また、検査検定機関の資質認定プロセス・手続き・所要期間・費用・申請資料を削減し、認定有効期限を2倍に延長。強制性製品認証リストを減らし、製品別による企業承諾認証モデルを導入、中国強制製品認証(CCC)管理の全面的な改革を実施している。
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