【新華社ミンスク7月12日】ベラルーシのカリーニン副首相は9日、首都ミンスクで、同国政府は中国・ベラルーシ工業団地「巨石」の建設に満足し、前途に期待していると表明した。
カリーニン氏は同日中国・ベラルーシ工業団地を視察した際、今年の年末までに10社の入居企業が運営を開始し、約700人が同団地で働くことになると語った。また、同工業団地は引き続き建設への取り組みを強め、従業員宿舎や病院、鉄道、道路といったインフラなどを建設し、航空物流などのサービス実施も検討していると明らかにした。さらに同工業団地は今後5年以内にベラルーシの経済発展における新たな駆動装置となり「シルクロード経済ベルト」に輝く一粒の真珠となるだろうと期待した。
同工業団地の建設投資額は現在までに3億4700万ドル(1ドル=約111円)に達し、入居企業36社の投資契約額は今月初めまでに約10億ドルに上ったという。また、2020年までに10億ドルの製品を生産し、6500人の雇用を創出、入居企業は100社前後に達し、総投資額は20億ドルを超えると見込まれている。
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