「一帯一路」国際協力サミットフォーラム

習近平主席の招待に応じ、現在出席の確認がとれている29ヵ国の元首と政府首脳の国名は次の通り。アルゼンチン、ベラルーシ、チリ、チェコ、インドネシア、カザフスタン、ケニア、ラオス、フィリピン、ロシア、スイス、トルコ、ウズベキスタン、ベトナム、カンボジア、エチオピア、フィジー、ギリシャ、ハンガリー、イタリア、マレーシア、モンゴル国、ミャンマー、パキスタン、ポーランド、セルビア、スペイン、スリランカ、キルギス共和国

「一帯一路」国際協力サミットフォーラムの出席者数は1,200人余りに上る。28人の国家元首と政府首脳をはじめ、110カ国の政府高官と各界の関係者、61の国際組織の責任者と代表による同フォーラムへの出席が確認された。国連事務総長、世界銀行総裁、国際通貨基金専務理事が招待を受けて円卓会議に出席する。

中国は共通認識をより一層、凝集し、協力を推進するため、国際協力サミットフォーラムのテーマを「国際協力の強化、『一帯一路』の共同建設、ウィンウィン発展の実現」と定めた。

15日に開催される首脳円卓会議で、主に次の２つの議題について討論が行われる。一、政策と発展戦略とのリンクを強化し、パートナーシップを深化させる。二、相互連結と実務的協力を推進し、連動式の発展を実現する。

１．「一帯一路」建設の積極的な推進を全面的に総括し、重要かつ早期の収穫と成果を示し、協力の共通認識をより一層、凝集し、良好な協力体制を強固にする。２．次の段階の重要な協力措置をめぐる協議を行い、各側が発展戦略のリンクを強化するようにより一層、推進し、パートナーシップを深化し、連動式の発展を実現する。３.中国の経済と社会の発展及び構造調整を促すと同時に、国際協力を推し進め、協力ウィウィンを実現する。

１．テーマが鮮明であること。今回のフォーラムのテーマは「国際協力の強化、『一帯一路』の共同構築、ウィンウィン・発展の実現」となっている。２．参加者が幅広い分野に及んでいること。多くの国や国際組織、各界の代表らが参加する意思を表明した。３．形式を革新すること。20カ国グループ（G20）サミットとアジア太平洋経済協力会議（APEC）首脳会議での成功経験を参考にし、また「一帯一路」構築における実際の状況や各方面の意見・提案を十分に考慮して、全く新しい会議形式をとることにした。

1、より多くの共通認識を凝集する。2、協力の方向性を明確化する。今後5年、さらにはより長期の協力計画を制定する。3、プロジェクトが着実に実施されるように推進する。4、サポートシステムを改善する。中国側は各側との共同研究によって、金融分野の協力メカニズム、建設用ハイテク技術、環境保全などの分野における総合サービスプラットフォームの整備と充実化、各分野の人材交流と研修の強化を含む一連の重大な政策措置を打ち出す。

１回のハイレベル全体会議と6回のテーマ別パラレルセッション。テーマ：「政策の疎通と発展戦略の連結――メカニズムを革新し共に発展をはかる」、「相互接続、繁栄へ向けて」、「スムーズで、効率的で、ウィンウィン・発展」、『一帯一路（シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード）』の経済貿易協力を深化する」、「多元化した投融資システムの確立、『一帯一路』構築の促進」、「民心のかけ橋を共に築き、繁栄・発展を共に促す」「知力あふれるシルクロードを手を携えて創り出す」。