新華網北京5月5日(新華社記者/魏忠傑、李佳)「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」国際協力サミットフォーラムの開催を前に、ベラルーシのルカシェンコ大統領は4日、ミンスクで中国メディアの合同インタビューに応じた際、「一帯一路」は歴史的意義のある構想で、世界経済に新たな成長点を創り出すだろうとの見方を示した。
ルカシェンコ大統領は、「もうすぐ『一帯一路』国際協力サミットフォーラムに出席するので、『一帯一路』構想のよりすばらしい前途に期待し、またベラルーシ・中国の両国関係の一層の発展に十分な自信をもっている。」と語った。
ルカシェンコ大統領は次のように強調した。中国は「一帯一路」の沿線諸国に融資や先進技術を提供し、そのプロセスにおいて中国が非常に友好的な態度をとり、自分の利益を他国に無理に押しつけたり、貿易を拡大したりすることはなかった。これは世界では極めてまれなことだ。
ルカシェンコ大統領は、「当面の世界経済や政治が不確実性に満ちた背景のもと、ベラルーシ・中国の両国は力強く、堅固で信頼できる国家関係を築き、相互信頼、協力・ウィンウィンの全面的戦略パートナーシップを発展させることを決意し、両国の政治・経済関係がめざましい成果を獲得した。」と語っている。
ルカシェンコ大統領は両国の地方協力の重要性について特に強調し、地方協力には両国協力の主要な潜在力が秘められているとみなしている。また、ベラルーシ・中国の両国はエネルギーと建設の分野ですでに数十件の共同投資プロジェクトを実施しているという。これ以外にも、両国は留学生を積極的に相互に派遣し、科学技術や観光協力なども発展させている。
ルカシェンコ大統領は、今回の中国訪問中、中国の指導者と会談し、その際には双方が世界的な注目問題について討議するだけでなく、両国の経済貿易、投資、金融及び人的・文化協力の一層の推進についても協議する見通しだと表明している。 ルカシェンコ大統領は、ベラルーシと中国は協力の規模を更に拡大し、協力の程度を強めるべきで、両国関係の発展がより多くの成果を得られるよう期待していると語った。
(新華社より)
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