新華網シドニー5月5日(記者/張小軍、宋タン)香港上海銀行(HSBC)の人民元国際化業務の張韋娜・主管はこのほど、新華社記者のインタビューに応じ、「一帯一路(「シルクロード経済ベルト」と「21世紀海上シルクロード」)」構想は、物資、金融、政策の三つの分野で世界経済に益をもたらすだろうと述べた。
張韋娜主管は、物資面では「一帯一路」構想によって、インフラ建設が推進され、関係発展途上国は大きな利益を得る見込みだと述べた。
同主管はまた、「インフラの改善により、沿線の発展途上国の都市化発展が促進され、これらの国家はより多くの労働力を大都市に集結させ、国内経済の発展を促進することができます。」と話している。
金融面では、アジアインフラ投資銀行等の機関の加入と融資ルートの多様化により、「一帯一路」沿線国家の国内金融市場がより一層安定すると見られる。
同主管は、「『一帯一路』は、沿線国家の資本市場発展を助け、関連国家と企業は、国内通貨に加え、人民元やその他の伝統的な外貨市場等の多くのルートを利用して融資できるようになる。」と述べている。 第三に、政策面では「一帯一路」は沿線国家間の提携が推進され、各国間の貿易が促進されるほか、関連国家の関税と税収の標準化管理も推進される見込みだ。
(新華社より)
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