新華網ソフィア9月19日（記者/王欣然）国際シンポジウム「黒海地域における『一帯一路（シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード）』構想の発展余地」が18日、ブルガリアの首都ソフィアで開催された。シンポジウムに参加した中国とブルガリアの専門家は黒海地域が「一帯一路」建設にとって非常に重要だとの見解で一致した。
張海舟駐ブルガリア中国大使はシンポジウムで、次のような発言をした。黒海地域が「一帯一路」の重要な位置にあり、「一帯一路」建設に積極的に参加し、共同発展を実現することは、黒海地域の各国の利益に合致している。中国は、黒海沿岸の国が黒海地域における「一帯一路」建設の順調な展開を推進するために、知恵と力を貢献することを期待している。
ブルガリアのゲオルギエフ副外相は発言の中で、次のように述べた。黒海地域の発展と「一帯一路」構想をリンクさせることは、アジアと欧州諸国との間の協力を強化することができ、開放的な世界・地域経済を建設し、世界の平和と繁栄を促進するために貢献する。「一帯一路」構想は、ブルガリアを含む黒海沿岸の国が中国との対話展開、協力拡大、投資誘致に幅広い空間を提供している。
中国社会科学院欧州研究所の劉作奎研究員は発言の中で、中国は一貫して黒海地域の平和と発展を重視しており、黒海地域の発展潜在力は極めて大きいと見なし、「一帯一路」の枠組みのもとでロシア、トルコ、ブルガリア、ルーマニア、ジョージアを含む黒海沿岸の国との戦略的相互信頼と経済・貿易協力を拡大したいと表明した。
（新華社より）
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