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新華社社説:提携の新たな道のりに踏み出し、発展の新絵巻を共に描く-「一帯一路」国際サミットフォーラムの成功を祝って
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2017-05-18 11:26:54 | 新華網 | 編集: 郭丹

 

  「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」国際協力サミットフォーラム円卓サミットが15日、北京の雁栖湖国際会議センターで開催された。

  新華網北京5月18日 「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」国際協力サミットフォーラムが15日、北京で成功のうちに閉幕した。これは、「一帯一路」建設に関するハイレベルの国際盛会で、世界発展の歴史における里程標となった。

  知恵と力を結集するため、100カ国以上から来た各界の来賓が、「国際協力の強化、『一帯一路』の共同建設、ウィンウィン・発展の実現」をテーマとし、発展戦略の連携や相互接続の推進、人文交流の促進等の議題について活発な意見交換を行い、270以上の具体的成果を生み出した。これまで、中国と「一帯一路」提携協定を締結した国家と国際組織は68に達している。今回の歴史的サミットは、「一帯一路」建設の推進のために、共通認識の結集、方向付けの確定、方法の計画、構想の明確化を実施し、世界に向け、「一帯一路」建設に共に注力し、協力して人類運命共同体を構築するという積極的なメッセージを発信した。

  まっすぐに立ち、まっすぐに進む。習近平・国家主席は、フォーラム期間で基調演説を行ったほか、円卓会議を主宰し、外国要人数十名との密集の会談を実施して、「一帯一路」建設の推進に関する中国側の意見と計画を伝えた。習主席は、歴史的背景から、シルクロード精神の内側までを深く説明した。提携の道筋として、「一帯一路」の建設は、平和、繁栄、開放、革新、文明の道の建設であり、忠実な計画実行により、「一帯一路」建設推進に関する中国の一連の政策措置を世界に発信していくと述べた。また、平和に共存するという東方の知恵と、開放的で寛容な広い心、各分野を改善してすべての人に益をもたらす大国の役割により、「一帯一路」建設のために大きな知恵と原動力が注入されるだけでなく、各国の深い提携と共同発展をけん引する積極的な作用が発揮されると語った。

  「万里敦煌道、三春雪未晴」。「一帯一路」の建設は歴史に根を下ろし、現在に着目し、そして未来へと向かっている。過去4年間の実践結果が実証してきた通り、「一帯一路」の建設は時代の流れと発展の規律、各国民の利益に合わせ、発展の課題解決や世界の経済成長の促進に関して重要な意義を持っている。新たなスタート地点で勢いに乗り、提携の新しい道のりに踏み出し、「一帯一路」建設の新絵巻を描くことが、各国の共通の使命、また責任である。 

  提携の共通認識を結集して初めて、「一帯一路」建設のために力を合わせることができる。「一帯一路」は中国が提唱したものであるが、世界に属するものでもある。各国は、「一帯一路」建設における国際提携の深化には、政策の調和と計画の連携という協力を形成し、引き続き相互接続を重点として経済発展を阻むボトルネックを解決し、民心の通じ合いを重要な構成部分として、開放的かつ包容力のある発展プラットフォームを共同で構築する認識を深めている必要がある。「一帯一路」建設は、地域や発展段階、文明の違いを超えるものであり、各国が同じ目標に向かい合って歩み寄り、団結、協力することによって、この世界的な公共プロジェクトを実現することができ、今世紀における大型プロジェクトは世界と各国民に幸福をもたらすものになるだろう。

  明確な提携の方向性があって初めて、「一帯一路」建設を安定して長期的に実施することができる。習主席は、「一帯一路」を平和の道、繁栄の道、開放の道、革新の道、文明の道とし、「一帯一路」建設の進む道を導くことで、国際提携に行動綱領を提供したと述べた。平和という前提、繁栄という目標、開放という方向性、革新という原動力、文明という内在的構成要素をもって、「一帯一路」建設は開放、寛容、恩恵、平衡、ウィンウィンを実現する経済のグローバル化の追求に注力し、提携によるウィンウィンを実現する国際関係の新モデルを開発し、交流と相互学習による文明の新たな視野を開拓し、人類の平和の発展のために強固な土台を築いて行く。開放における提携とウィンウィンを堅持し、各国の政策に関する意思疎通の更に強化、施設連携のさらに有効化、貿易の更に円滑化、資金の更に融通、民心の更に通じ合いにより、発展の新たな原動力が発生し、発展の新たな可能性が生まれるだろう。

  協力が着実に実施されるように推進してはじめて、「一帯一路」建設は大きな成果を生むことができる。重大プロジェクトと重点エンジニアリングを主軸に、一歩ずつ実施を推進し、少しずつ成果を獲得することで、各国の経済成長の勢いが強まり、協力基盤がより堅実になり、各国の人民により多くの獲得感をもたらすことができる。フォーラムの会期中に、中国はシルクロード基金に1,000億元を追加することを承諾した。2018年から中国国際輸入製品博覧会(CIE2018)を開催し、600億元を提供してより多くの民生プロジェクトの建設を支援する。一連の実務的措置は幅広く歓迎され、発展の機会を共有し、「一帯一路」建設を推進するために自信とエネルギーを注入する。

  人類の歴史はいつの時代もさまざまな文明が遭遇し、認識し合うことで、前進して発展してきた。張騫の「西域行」から、鄭和大艦隊の西洋大遠征まで、シルクロード精神は後世に伝承され、人類文明の発展のゆっくりとした征途を明るく照らした。千年の約束は新しい道程を再スタートする。先代たちの辛抱強い進取への歩みを振り返り、初心を忘れることなく、「一帯一路」建設を手を携えて推進することで、我々は必ず平和、発展、協力、ウィンウィンを実現する遠方に到着し、人類の運命共同体の方向に絶えず邁進できる。

 

(新華社より)

 

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新華網日本語 2017-05-18 11:26:54

 

  「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」国際協力サミットフォーラム円卓サミットが15日、北京の雁栖湖国際会議センターで開催された。

  新華網北京5月18日 「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」国際協力サミットフォーラムが15日、北京で成功のうちに閉幕した。これは、「一帯一路」建設に関するハイレベルの国際盛会で、世界発展の歴史における里程標となった。

  知恵と力を結集するため、100カ国以上から来た各界の来賓が、「国際協力の強化、『一帯一路』の共同建設、ウィンウィン・発展の実現」をテーマとし、発展戦略の連携や相互接続の推進、人文交流の促進等の議題について活発な意見交換を行い、270以上の具体的成果を生み出した。これまで、中国と「一帯一路」提携協定を締結した国家と国際組織は68に達している。今回の歴史的サミットは、「一帯一路」建設の推進のために、共通認識の結集、方向付けの確定、方法の計画、構想の明確化を実施し、世界に向け、「一帯一路」建設に共に注力し、協力して人類運命共同体を構築するという積極的なメッセージを発信した。

  まっすぐに立ち、まっすぐに進む。習近平・国家主席は、フォーラム期間で基調演説を行ったほか、円卓会議を主宰し、外国要人数十名との密集の会談を実施して、「一帯一路」建設の推進に関する中国側の意見と計画を伝えた。習主席は、歴史的背景から、シルクロード精神の内側までを深く説明した。提携の道筋として、「一帯一路」の建設は、平和、繁栄、開放、革新、文明の道の建設であり、忠実な計画実行により、「一帯一路」建設推進に関する中国の一連の政策措置を世界に発信していくと述べた。また、平和に共存するという東方の知恵と、開放的で寛容な広い心、各分野を改善してすべての人に益をもたらす大国の役割により、「一帯一路」建設のために大きな知恵と原動力が注入されるだけでなく、各国の深い提携と共同発展をけん引する積極的な作用が発揮されると語った。

  「万里敦煌道、三春雪未晴」。「一帯一路」の建設は歴史に根を下ろし、現在に着目し、そして未来へと向かっている。過去4年間の実践結果が実証してきた通り、「一帯一路」の建設は時代の流れと発展の規律、各国民の利益に合わせ、発展の課題解決や世界の経済成長の促進に関して重要な意義を持っている。新たなスタート地点で勢いに乗り、提携の新しい道のりに踏み出し、「一帯一路」建設の新絵巻を描くことが、各国の共通の使命、また責任である。 

  提携の共通認識を結集して初めて、「一帯一路」建設のために力を合わせることができる。「一帯一路」は中国が提唱したものであるが、世界に属するものでもある。各国は、「一帯一路」建設における国際提携の深化には、政策の調和と計画の連携という協力を形成し、引き続き相互接続を重点として経済発展を阻むボトルネックを解決し、民心の通じ合いを重要な構成部分として、開放的かつ包容力のある発展プラットフォームを共同で構築する認識を深めている必要がある。「一帯一路」建設は、地域や発展段階、文明の違いを超えるものであり、各国が同じ目標に向かい合って歩み寄り、団結、協力することによって、この世界的な公共プロジェクトを実現することができ、今世紀における大型プロジェクトは世界と各国民に幸福をもたらすものになるだろう。

  明確な提携の方向性があって初めて、「一帯一路」建設を安定して長期的に実施することができる。習主席は、「一帯一路」を平和の道、繁栄の道、開放の道、革新の道、文明の道とし、「一帯一路」建設の進む道を導くことで、国際提携に行動綱領を提供したと述べた。平和という前提、繁栄という目標、開放という方向性、革新という原動力、文明という内在的構成要素をもって、「一帯一路」建設は開放、寛容、恩恵、平衡、ウィンウィンを実現する経済のグローバル化の追求に注力し、提携によるウィンウィンを実現する国際関係の新モデルを開発し、交流と相互学習による文明の新たな視野を開拓し、人類の平和の発展のために強固な土台を築いて行く。開放における提携とウィンウィンを堅持し、各国の政策に関する意思疎通の更に強化、施設連携のさらに有効化、貿易の更に円滑化、資金の更に融通、民心の更に通じ合いにより、発展の新たな原動力が発生し、発展の新たな可能性が生まれるだろう。

  協力が着実に実施されるように推進してはじめて、「一帯一路」建設は大きな成果を生むことができる。重大プロジェクトと重点エンジニアリングを主軸に、一歩ずつ実施を推進し、少しずつ成果を獲得することで、各国の経済成長の勢いが強まり、協力基盤がより堅実になり、各国の人民により多くの獲得感をもたらすことができる。フォーラムの会期中に、中国はシルクロード基金に1,000億元を追加することを承諾した。2018年から中国国際輸入製品博覧会(CIE2018)を開催し、600億元を提供してより多くの民生プロジェクトの建設を支援する。一連の実務的措置は幅広く歓迎され、発展の機会を共有し、「一帯一路」建設を推進するために自信とエネルギーを注入する。

  人類の歴史はいつの時代もさまざまな文明が遭遇し、認識し合うことで、前進して発展してきた。張騫の「西域行」から、鄭和大艦隊の西洋大遠征まで、シルクロード精神は後世に伝承され、人類文明の発展のゆっくりとした征途を明るく照らした。千年の約束は新しい道程を再スタートする。先代たちの辛抱強い進取への歩みを振り返り、初心を忘れることなく、「一帯一路」建設を手を携えて推進することで、我々は必ず平和、発展、協力、ウィンウィンを実現する遠方に到着し、人類の運命共同体の方向に絶えず邁進できる。

 

(新華社より)

 

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