新華網モスクワ9月28日(記者/王晨笛)ロシアのプーチン大統領は27日、ウドムルト共和国にある化学兵器廃棄施設に向けて、ロシアが保有する最後の化学兵器を廃棄する指令を発令した。これにより、ロシアが保有していた化学兵器はすべて廃棄された。
ロシア大統領府の公式サイトによると、プーチン大統領は同日、化学兵器の廃棄作業を完了した後、「ソビエト連邦時代からロシアは大量の化学兵器を保有し、専門家によるとこれらの化学兵器は地球上の生物を何度も消滅させるのに十分な量だったが、現在ロシアはすでに化学兵器を全廃し、『化学兵器禁止条約』の中の最も主要な任務を完了した。これは世界のより安全でよりバランスのとれた方向への発展促進において重要な意義を持つ。」と述べた。
(新華社より)
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