2016年科学盛典授賞式に出席する南仁東氏。(2017年1月撮影)
最も「天眼」のことがわかる人は逝ってしまった。
24年間、8000以上の日々、500メートル球面電波望遠鏡(FAST)プロジェクトのチーフ科学者・トップエンジニアの南仁東氏が夢を追求することに没頭し、世界天文学の歴史上に新記録を達成した。
9月25日、世界最大規模の電波望遠鏡である「天眼」が使用開始1周年を迎える。しかし、その10日前に、南仁東氏が永遠に目を閉じた。「天眼」が建てられた中国貴州省大窩凼窪地の星空も暗くなったように見える。一人の夢はどれほど大きくなれるのか。宇宙の果てまで広げられるだろう。一人の夢はどれほど長く続けられるのか。人生を越えることができるだろう。