新華網青島9月28日(記者/蘇万明)中国科学院の赫捷院士は山東省青島市で開かれた2017年度の世界華人医師協会(World Association of Chinese Doctors)年次総会で、中国のがん発症率に近年大きな変化が生じていると述べた。
赫捷院士は、次のように語った。1970年代に我が国のがん発症率と死亡率が高かったのは胃がん、食道がん、肝がん、子宮頸がん、肺がんだったが、1990年代に肝がんと肺がんが上位に上がった。近年、華北・東北・華東・華中・華南・西南・西北という7大地域で実施された統計によると、中国人男性の腫瘍発症率トップ10は肺がん、胃がん、肝臓がん、食道がんなどで、女性は乳がん、肺がん、直腸がん、胃がんなどだ。死亡率トップ10には一定の差があり、男女の死亡率が最も高いのは肺がん、2位は胃がんで、女性の3位は食道がん、男性の3位は肝がんだ。また人口高齢化に伴い、我が国のがん発症率がだんだん高くなっている。
(新華社より)
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