【新華社東京8月16日】東京大学中国留学生学友会主催の中日平和友好条約締結40周年記念フォーラム「中日教育交流の現状と展望」が12日、東京大学本郷キャンパスで開催された。
在日中国大使館教育処の胡志平公使参事官は、今年は「中日平和友好条約」締結40周年であり、また両国間の政府間留学生交流復活40周年の年でもある。このような記念すべき日にフォーラムを開催し、両国の教育分野での交流の成果を振り返り、未来に向けた発展の見通しについて議論することは非常に有意義なことだ。両国の教育交流は、全面的で幅広い分野へ広がっている。教育の国際化、世界における一流の教育、一流の大学づくりは、両国が直面する共通の課題と選択であり、両国の教育界が交流計画を推進する際の情報交換を強化し、互いの経験を参考に、人材育成・科学研究・学位認定・職業訓練・教育評価などの分野での協力をさらに強化し、両国教育の共同発展を効果的に推進することに期待すると挨拶した。
新妻秀規・文部科学大臣政務官は、東京大学在学中に中国留学生との交流の経験を振り返り、教育の交流とは人と人との交流であり、日本の学生の中国への留学を推進し、両国の教育交流がより深まるよう推進し、両国の長期的な友好に寄与したいと挨拶した。
また、東京大学の関村直人副学長は、近年中国の大学の教育と科学研究は非常に速いスピードで発展している。東大は在校生の中国の友好提携大学への短期・長期の留学を支援している。現在の科学技術分野での協力を基に、さらに中国の大学と人文社会科学分野での交流と協力を強化していきたいと述べた。
東大教育学専攻博士課程に在学中の金春燕さんは、両国の教育関係の政府関係者、東大関係者、学生が一堂に会し、教育交流の成果について振り返り、高等教育の注目点や問題点などについて議論をすることができ、非常に励まされた。新時代の留学生として、学業に専念し、中日の教育交流事業に貢献したいと述べた。
フォーラムには、東大の小島毅教授、陳昱准教授、中国浙江工商大学の王宝平教授などさまざまな分野の中日研究者が参加し、80名を超える参加者を前にディスカッションを行った。 フォーラムは、在日中国大使館教育処と東京大学の協賛で開催された。
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