【新華社北京8月14日】金融リスクの防犯・解消や実体経済政策の絶え間ない推進につれ、最近、中国の貸付額と銀行の不良債権規模がともに増加した。銀行業保険業監督管理委員会(銀保監会)の公式サイトによると、大まかな統計では7月に人民元の貸付額は1兆4500億元(1元=約16円)増え、前年同期比で6200億元以上増えたとしている。上半期、銀保監会は貸倒引当金への監督・管理要求を調整し、銀行が比較的余裕のある引当金を利用して不良債権処理を強化するよう奨励し、前年同期比1665億元増の約8千億元の不良債権を処理し、より多くの信用貸しの空間をつくり出した。経済参考報が伝えた。
最近、貸付が明らかに加速している。大まかな統計では7月に人民元の貸付額は1兆4500億元増え、前年同期比で6237億元増えた。銀行は市場化原則に基づき建設中のプロジェクトによる調達需要を満たし、インフラ分野の弱点補強への金融サポートを強化した。7月、インフラ業界への貸付額は1724億元増え、6月より469億元増えた。信託貸付、委託貸付などの簿外融資変化も安定性を取り戻した。
不良債権処理の面で、銀保監会は債務株式化による市場化リスクウエートを合理的に策定し、預金準備金の引き下げによる債務株式化を推進し、資産を活性化して資金回転率を高めた。また、銀行の利益保留比率を適度に高めてコア資本を増やすよう促し、銀行機関特に中小機関が多様なルートで資本金を増やし、商業銀行が一級資本補完ルートを打開して貸出能力を高めるよう全力でサポートした。6月末、商業銀行の自己資本比率は13・52%、コア資本比率は10・57%となり、貸付が高い成長を示す中で安定性を維持している。
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