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「西夏学」を巡り、中国とロシアが新たな研究協力
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2018-08-13 19:53:22 | 新華社 | 編集: 张一

  【新華社銀川8月13日】中国寧夏大学西夏学研究院は11日、同大学の中国・ロシア西夏学共同研究所とロシア科学アカデミーのロシア・中国西夏学共同研究所がこのほど、新たな協力協定に調印したことを明らかにした。

  中国教育部が承認した共同研究計画によれば、中国とロシアは2018年から、ロシア所蔵の西夏文の詩歌やことわざ、西夏文に翻訳された漢文の世俗的古典書籍、西夏文の類書(古代中国の書籍ジャンルの一つ)、ロシアが所蔵する黒水城(カラホト)関連文化財、中国で新たに発見された西夏関連文献や文化財について研究を行い、国際学術フォーラムの開催や共同研究成果の出版を引き続き進めていく。

  寧夏は西夏(1038年~1227年、タングートの首長李元昊が現在の中国西北部の甘粛省・寧夏回族自治区に建国した王朝)の故地で、西夏研究における地理的優位性を備えている。ロシアは多くの西夏文献を収集しており、西夏学において国際的に重要な国である。中国・ロシア人文協力委員会事務局は2009年、「西夏文化に関する研究」を両国の活動項目に加えた。中国教育部の指導の下、寧夏大学の西夏学研究院はロシア科学アカデミーの東方文献研究所と協定を結び、中ロ人文協力交流メカニズム下の研究機関、中国・ロシア西夏学共同研究所を設立した。

  双方は8年にわたり、西夏文の法律文献や、黒水城から出土した漢文の社会文書などについて研究を行い、一連の成果について出版し、5回にわたる西夏学国際学術フォーラムを開催してきた。

 

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「西夏学」を巡り、中国とロシアが新たな研究協力

新華網日本語 2018-08-13 19:53:22

  【新華社銀川8月13日】中国寧夏大学西夏学研究院は11日、同大学の中国・ロシア西夏学共同研究所とロシア科学アカデミーのロシア・中国西夏学共同研究所がこのほど、新たな協力協定に調印したことを明らかにした。

  中国教育部が承認した共同研究計画によれば、中国とロシアは2018年から、ロシア所蔵の西夏文の詩歌やことわざ、西夏文に翻訳された漢文の世俗的古典書籍、西夏文の類書(古代中国の書籍ジャンルの一つ)、ロシアが所蔵する黒水城(カラホト)関連文化財、中国で新たに発見された西夏関連文献や文化財について研究を行い、国際学術フォーラムの開催や共同研究成果の出版を引き続き進めていく。

  寧夏は西夏(1038年~1227年、タングートの首長李元昊が現在の中国西北部の甘粛省・寧夏回族自治区に建国した王朝)の故地で、西夏研究における地理的優位性を備えている。ロシアは多くの西夏文献を収集しており、西夏学において国際的に重要な国である。中国・ロシア人文協力委員会事務局は2009年、「西夏文化に関する研究」を両国の活動項目に加えた。中国教育部の指導の下、寧夏大学の西夏学研究院はロシア科学アカデミーの東方文献研究所と協定を結び、中ロ人文協力交流メカニズム下の研究機関、中国・ロシア西夏学共同研究所を設立した。

  双方は8年にわたり、西夏文の法律文献や、黒水城から出土した漢文の社会文書などについて研究を行い、一連の成果について出版し、5回にわたる西夏学国際学術フォーラムを開催してきた。

 

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