【新華社重慶8月9日】中国重慶市観光発展委員会からの情報によると、重慶市は年内に20カ所のスマート観光地(リゾートエリア)モデルを建設、情報化を生かした観光サービスを全面的に高める方針だ。
スマート観光地は、モノのインターネット、クラウドコンピューティング、モバイルインターネットなどの技術を利用して、観光地のビジュアル化管理とスマート化運営を実施、観光地に対して全面的に高効率な管理をすると同時に、観光客に観光案内、資料検索、eコマース、観光体験などのサービスを提供する。
現在、重慶市の一部観光地ではすでにスマート観光システムを導入。武隆観光地では「携帯で巡る武隆」全域スマート観光システムを導入し、観光コースの推薦、スマート化によるルート選択、旅行社の観光ルート選定などの機能を通して、観光案内、日程作成、観光商品の予約・決済、回顧と評価などで、観光客に全行程スマート化サービスを提供する。観光客は、携帯のアプリがあれば、360度のパノラマツアーで観光地の最新状況を体験することができ、食事、宿泊、交通、観光、ショッピング、レジャーのすべてを携帯一つで予約することができる。
重慶市観光発展委員会の担当者は、「重慶市はスマート観光クラウドの構築を速め、観光分野でのビッグデータ、クラウドコンピューティングのより一層の利用を推進、観光商品のインターネットカスタマイズ、観光商品の全ルート販売、観光サービスのオンライン予約と前売り、観光管理のオンライン、リアルタイムな調整を推進し、行楽地での無料WiFiの全域カバーを実現する」と述べた。
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