【新華社貴陽8月8日】中国の高級「白酒」メーカー、貴州茅台(マオタイ)集団は6日、院士(アカデミー会員)ワークステーションを設立した。中国の発酵技術と環境微生物研究の専門家、中国工程院院士(工学アカデミー会員)の陳堅・江南大学校長がトップを務める。
醤香型(香りの種類)「白酒」業界で院士ワークステーションが設立されるのは初めて。同集団と江南大学との戦略的枠組協力合意における重要事項の一つでもあるという。
陳氏は、双方はこれまで「茅台酒の風味物質の解析と微生物研究」などの研究プロジェクトで提携し、国家科学技術発明二等賞を含む一連の革新成果を収めたてきたと述べ、今後は茅台酒の醸造微生物の研究や固体発酵プロセスの制御、茅台スマート酒造工房の建設、「白酒」の品質研究での技術保障、食品の安全管理などの分野を焦点に、鍵となる共通技術や先進的技術、現代的な工程技術、「破壊的イノベーション」が突破口となるよう力を入れ、世界の酒造技術と固体発酵技術の発展をリードしていく考えを示した。
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