【新華社フフホト8月8日】中国内モンゴル自治区発展・改革委員会価格監測センターによると、7月、内モンゴルの鋼材価格は小幅に上昇した。オフシーズンの到来に伴い、8月はもみ合いに転じる見通し。
データによると、7月、建築構造用鋼材、板材の総合平均価格はそれぞれ1トン当たり4041・11元(1元=約16円)、4607・42元、前月比で0・13%、0・68%上昇し、前年同期比でも8・42%、14・44%上昇した。
その他の鋼材では、丸鋼(Φ16mm、HPB235)、ステンレス鋼板(1・2、304/2B冷間圧延)の7月の平均価格はそれぞれ1トン当たり4141・25元、1万6793・33元となり、前月比で0・15%、0・72%上昇し、前年同期比でも9・7%、7・64%上昇した。
業界筋の分析によると、猛暑が続く中、鋼材市場は間もなくオフシーズンに入る。それに加え、政府による規定に沿わないPPP(官民パートナーシップ)プロジェクトの整理により、室外作業は相応に減少するため、鋼材需要は軟調となる。一方で、環境保護監督査察の常態化を受け、一部の鋼材メーカーは生産調整のため操業停止になり、市場供給は低水準の横ばいとなる。8月、内モンゴルの鋼材価格はもみ合いに転じる見通しである。
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