【新華社エカテリンブルク7月11日】第1回中国ロシア地方協力フォーラムが10日、中国とロシアの地方間の相互理解を深め、互恵協力を拡大させることを目的に、ロシアのエカテリンブルクで開催された。
中国ロシア地方協力フォーラムは第5回中国ロシア博覧会の枠組みの下で開催され、中国とロシアの地方政府の代表や大学の代表などが参加した。ロシア経済発展省のタリボフ次官は式辞で、中国はロシアにとって最大の貿易相手国であり続けており、今年1~4月の二国間貿易額は大幅に増加し、今年の貿易額は1千億ドル(1ドル=約111円)を突破する見通しだと述べた。今回の地方協力フォーラムには20以上のロシア連邦構成体の代表が参加しており、ロシアが中国との互恵協力の発展について強い関心を持っていることが改めて示された。
中国商務部の高燕副部長は式辞で、中国とロシアの二国間貿易は引き続き急速に増加しており、双方向の投資も拡大し続けていると述べた。また、エネルギーや核エネルギー、航空宇宙、インフラなどの分野で戦略的大型事業協力が安定的に進められていることを明らかにし、中国とロシアの発展ビジョンは高度に合致しており、地方の協力は前途有望であると強調した。
フォーラムではまた、中国とロシアの関係機関が、中ロ科学技術協力連盟発足に関する文書と、中ロ工科大学連盟協力協定に調印した。
中国とロシア両国間のハイレベルで大規模な総合博覧会である第5回中国ロシア博覧会は9日、エカテリンブルクで開幕した。12日まで行われる。
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