【新華社東京7月11日】日本の大手化粧品メーカー、花王はこのほど東京で、スキンケアブランド「SOFINA iP」の美容液を改良し「SOFINA iPベースケアエッセンス」として9月に発売すると発表した。
「SOFINA iP」は、血行促進作用のある炭酸を閉じ込めた泡を肌に浸透させることで、血流量を変化させて肌の調子を整える美容液だ。同商品は2017年に日本国内の美容液市場で販売金額、数量共に1位となった。
今回の改良では、炭酸の泡を毛穴よりも小さくする「マイクロバブル化」を実現、さらに泡をより長く保持できる技術を搭載し、肌への浸透力を高めた。30分の半身浴よりも高い血流促進効果が期待できるという。
「SOFINA iP」は同社の化粧品事業におけるグローバル戦略ブランドの一つ。同社ソフィーナ事業部の村田真実部長によると、美容液は2017年からアジアで販売を開始し、6割以上の高いリピート率を誇る。新商品は日本での発売に続き、中国の香港と台湾、シンガポール、中国大陸に順次展開していく方針を明らかにした。
同社関係者は「従来製品は訪日中国人にも人気が高い。より進化した商品を広く知っていただきたい」と語り、アジアとグローバル市場における事業展開の加速を期待した。
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