【新華社上海7月11日】世界の各種スポーツ用品の展示会「ISPO Shanghai 2018-アジア(夏季)スポーツ用品・ファッション展」がこのほど、中国上海新国際博覧センターで開催された。同展示会では、フィットネス、ランニング、アウトドア、ウォータースポーツなどのスポーツ用品が集まり、オンラインとオフラインを組み合わせ、中国のスポーツ産業の発展に向け新しい道を探った。
関連する消費者動向のレポートによると、スポーツの流行は徐々に国内消費の新たなトレンドになりつつある。消費者はスポーツに参加する際、服装により注意を払い、スポーツウェアの外観や個性に喜んで出費を増やすようになった。今回の展示会には、世界10余りの国や地域の600を超える企業が一堂に会し、3万5千平方メートルの展示エリアで2万人の来場者を集めた。会期中、主催者はオンラインとオフラインの連動イベントにも注力した。オンラインでは、アリババが運営するショッピングサイト「天猫」(Tmall)と協力してPRを拡大。オフラインでは、さまざまなスポーツブランドを集めてファッションショーを開催し、多くのスポーツファンを引き寄せて現在のトレンドを探った。
また、最近はスポーツに熱中する女性が増え、レディース用品の消費の増加幅はメンズをはるかに上回る。そのため、今回の展示会では、女性向けの最新かつ最も人気のあるスポーツ用品や種目に着目した「女子スポーツテーマ館」を特別に設けた。
同時に開催されたさまざまなテーマを取り上げたサミットフォーラムでは、子供スポーツやスポーツ産業のデジタル化、女性の地位向上に伴い女性の消費が増える経済現象「ウーマン・エコノミー」を中心に、企業と業界間で意見交換し、互いに意見をぶつけ合い、中国のスポーツ市場発展のための専門通商貿易プラットフォームの構築を模索した。
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