【新華社昆明7月3日】中国鉄道昆明局集団有限公司から得た情報によると、雲南省の大理-麗江鉄道は7月1日からスピードアップ改造を進めるという。改造完成後は、雲南省の昆明から麗江まで動車組(動力分散方式)列車を使い、およそ3時間で到着する。
大理-麗江鉄道は雲南省西部に位置し、全長161キロメートル、橋梁とトンネルが占める割合が62%に達し、2004年12月に着工し、2009年9月に開通した。同鉄道は滇藏(昆明とラサを結ぶ)鉄道の重要な一部であり、中国の中長期鉄道ネットワーク計画の一部となっている。
今回のスピードアップ改造は、既存線路の平断面と縦断面、駅間隔を変えず、主として列車の運行速度を1時間あたり140キロメートルに高め、スピードアップを阻む路床、橋梁、暗渠、トンネルなどを整備し、動車組列車の運行事情に基づき、通信、信号、給電などに対する改造を行い、2018年末までに竣工させる計画だ。
大理-麗江鉄道のスピードアップ改造が完成すると、動車組列車は昆明から1時間で楚雄市に到着、2時間で大理市に到着、3時間で麗江市に到着できるようになる。この交通サービス生活圏の構築は、地域複合交通輸送体系の構築、高速道路網の範囲拡大、地域観光一体化した発展推進などに重要な役割を果たすものとみられる。
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