【新華社ベルリン7月9日】中国の李克強国務院総理は現地時間8日午後、ドイツのメルケル首相の招きに応じ、第5回中独政府協議と同国公式訪問のため特別機でベルリン・テーゲル空港に到着した。
空港で独政府代表、史明徳駐独中国大使らが出迎えた。
李克強総理は次のように述べた。中独のそれぞれ新期政府発足から半年足らずで、首相の相互訪問が実現したことは両国間の良好な関係と協力強化の共通の願いを十分示している。政府協議メカニズムは現在、中独両国間のレベルが最も高く、規模が最も大きく、関係する分野が最も幅広い対話・交流プラットフォームで、各分野の協力を統括し、推進する上で重要な役割を果たしている。
李克強総理は次のように指摘した。現在の複雑に目まぐるしく変化する国際情勢の中、両国の新期政府各部門が初めて全面連携するもので、共通認識を凝集し、協力を深め、発展を図る必要がある。われわれは新たな起点に立ち、今後の各分野の全方位協力の大計を協議し、両国と両国人民の幸福を図るため、中国と欧州の協力促進に原動力をもたらすため、自由貿易と多国間主義、公平・正義の国際秩序を守るため貢献しなければならない。
ドイツ訪問中、李克強総理はメルケル首相との会談、共同記者会見、両国間の協力文書調印立ち合い、中独経済技術協力フォーラム出席と講演、両国の自動運転自動車展示見学が予定されている。またシュタインマイヤー大統領と会見する。
李克強総理はブルガリア公式訪問と第7回中国-中・東欧諸国首脳会議出席を終えてベルリンに到着した。 李克強総理の夫人程虹氏、肖捷国務委員兼国務院秘書長、何立峰中国人民政治協商会議(政協)全国委員会副主席・国家発展改革委員会主任らが同行した。
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