【新華社南京5月21日】中国江蘇省台湾事務弁公室から得た情報によると、同省では最近、台湾海峡両岸(海峡両岸、或いは両岸と略称する)青年創業基地1か所と、試行エリア1か所が新しく増えた。これで同省での海峡両岸青年創業基地と試行エリアが計12か所になり、大陸では最も多くなった。
国務院台湾事務弁公室はこのほど、南京台湾青年創業学院に海峡両岸青年就業・創業試行エリア、宿遷項王故里台湾風情街に海峡両岸青年就業・創業基地を設立することを承認した。
南京台湾青年創業学院は2017年7月に成立、東南大学、江寧開発区と両岸著名企業の3側の力を借り、台湾青年学生の実習・就業のルートを切り開き、台湾青年のための「創業インキュベーション」となることを目指している。
全国台湾企業連合会産業発展チームの江家瑋副主任委員は宿遷で、「項王故里台湾風情街」の建設を率い、数十人の若手台湾商人が集まった。
江家瑋氏は、「青年は両岸関係の未来を担っており、両岸青年創業基地と試行エリアの設立は、台湾青年の創業への社会全体の重視と支持を促し、台湾創業家たちの『定住、そして定着』を手助けすることができる」としている。
現時点では、江蘇省には両岸青年創業基地9か所と、試行エリア3か所が批准を受け設立されている。
従来から台湾資本が多い江蘇省はここ数年、科学教育、人材資源の豊かな優位性を生かし、「31条項の台湾同胞優遇措置」を実施、両岸青年のイノベーション、創業の交流と協力を推進、江蘇省での台湾青年の夢の実現に一役買い、両岸青年の実習、就業、創業をサポートする一連のプラットフォームが建設されている。
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