19日、「快楽的孩子愛歌唱」による成都来福士商業広場前の空地での演奏は多くの市民を集めた。
【新華社成都5月21日】「音楽の都」建設の構想を打ち出した成都市は、より良いストリートパフォーマンスの形式を市民に提供し、ストリートパフォーマンスで都市の魅力を高めるため、ストリートアートの規範化の促進に乗り出した。「快楽的孩子愛歌唱」(幸せな子どもは歌うのが好き)は幸運にも最初の公認ストリートアーティストの一組となった。
成都市は、ストリートアーティストのパフォーマンスの規範化を通じて、より多くの人々に成都のオリジナルの音楽を伝えると同時に、より多くのオリジナルのアーティストにパフォーマンスの舞台を与え、支持と拍手とを得させるねらい。成都のあちらこちらで聞かれる音楽は、よりロマンチックな顔を都市に与えている。
【新華社成都5月21日】「快楽的孩子愛歌唱」(幸せな子どもは歌うのが好き)は、職業は違うがみんな音楽が好きな4人からなるストリートミュージシャンのバンドだ。19日夕方、メンバーの4人は四川省成都市の別々の場所からそれぞれ出発し、四川省体育館付近のショッピングセンター・来福士商業広場前の空地に集合した。ここがこの夜の演奏場所、成都市が定めた最初のストリートアートパフォーマンス地点の一つだ。
「音楽の都」建設の構想を打ち出した成都市は、より良いストリートパフォーマンスの形式を市民に提供し、ストリートパフォーマンスで都市の魅力を高めるため、ストリートアートの規範化の促進に乗り出した。今年3月末には、革新的なストリートアートパフォーマンスプロジェクトを打ち出し、春熙路やIFS、寛窄巷子、西村など30カ所のストリートアートパフォーマンス地点を発表。4月中旬からはアーティストを公募し、第一陣として47人(組)のアーティスト(バンド)にパフォーマンス資格を与え、ストリートアートパフォーマンスの規範化・専門化管理を進めた。
ストリートアーティストの公募後、成都市はアーティストの動的管理の実施を始めた。アーティストは、事前に申請した場所と時間にパフォーマンスを行い、市民や観光客は、ストリートアーティストのパフォーマンスを見て、「チップ」方式でオリジナルの音楽や新人アーティストをサポートする。ミュージシャンは自分のパフォーマンスで正式に収入を得られるようになり、ストリートアートの存続の道が開かれた。
「快楽的孩子愛歌唱」は幸運にも最初の公認ストリートアーティストの一組となった。バンドメンバーは童謡が大好きで、童謡のアルバムを作ろうとしていた時、成都市のストリートアーティスト公募の知らせに出会った。4人の意見はすぐに合い、まずはストリートパフォーマンスを通じて、良い童謡を市民に直接伝えることに決めた。 この夜の2時間にわたるパフォーマンスでは、通りかかった多くの市民が足を止め、バンドのまわりに集まって座った。大人たちは童謡を聞いて幼い頃を思い出し、子どもたちは一緒に歌ったり踊ったりして、現場は和やかでロマンチックなムードに覆われた。
成都市は、ストリートアーティストのパフォーマンスの規範化を通じて、より多くの人々に成都のオリジナルの音楽を伝えると同時に、より多くのオリジナルのアーティストにパフォーマンスの舞台を与え、支持と拍手とを得させるねらい。成都のあちらこちらで聞かれる音楽は、よりロマンチックな顔を都市に与えている。(記者/張超群)