【新華社ボストン5月21日】米ボストン大学で20日、2018年卒業式が行われ、中国の映画監督、張芸謀(チャン・イーモウ)氏に名誉人文学博士号が授与された。
20日に行われた米ボストン大学卒業式で名誉人文学博士号を授与された張芸謀氏。
同大学のロバート・ブラウン学長は卒業式で、約7000人の卒業生とその保護者に、張氏の芸術家としてのキャリアや映画、オペラ、バレエ、大型パフォーマンスなどさまざまな芸術分野での功績を紹介。張氏の映画作品について「中国人と中国文化を見通すだけでなく、人類の本性や渇望を映し出す窓でもある」と語った。
ブラウン氏は、張氏の五輪セレモニーへの芸術的貢献を特に称賛し、「2008年北京五輪開会式と閉会式の比類のない美しさと壮観さは世界を感嘆させた。今年の平昌冬季五輪閉会式の引き継ぎセレモニーでも、あなたは再び輝きを放った」と語った。張氏は北京五輪の開会式と閉会式、そして平昌冬季五輪閉会式の引き継ぎセレモニーでパフォーマンス「北京の8分間」の総監督を務めた。