【新華社広州5月22日】中国の最高人民法院(裁判所に相当)国際海事法律研究基地・中英国際海事法学院がこのほど、広東省の中山大学に設立された。
二つの機関は、国際的な視野と先進的な知識を備えた海事法人材をより良く育成し、中国の海事司法能力を強めるため、中山大学と最高人民法院が協力して設立した。今後、中山大学法学院を拠点に活動を展開する。
中山大学の羅俊学長は、2機関の整備と発展を加速させ、国際海事法律に関するハイエンド人材育成に照準を定め、国際海事法律の司法実践と秩序について積極的に模索することにより、中山大学法学部の全体的な実力向上を図り、海洋強国建設のために新たな、より大きな貢献ができるよう努めると述べた。
国際海事法律研究基地は、最高人民法院海事司法の実務と審判データにおける強み、中山大学の国際海事法律理論の研究・教育資源の強みを十分に発揮し、海洋法、海商法、海事関連の法律問題について理論研究を展開し、海洋強国の建設、海洋権益の保護、海事司法で直面するホットスポット問題について対策・研究を展開し、中国の海事審判、海洋ガバナンス、水運発展のために知的支援を提供する。
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