【新華社モスクワ5月13日】ロシアの大手世論調査機関「世論基金」(Public Opinion Foundation:FOM)が10日に発表した世論調査結果によると、ロシアと世界各国との経済協力で、中国との協力が最も重要だと考えている人が最も多く、全体の48%が中国を選んだことが分かった。
同機関は今年4月29日にロシアの住宅地104カ所で18歳以上のロシア国民1500人を対象にアンケート調査を実施した。「ロシアにとって最も重要な経済協力パートナーはどの国か」という質問について、ベラルーシを選んだ回答者の割合は26%で、中国に次ぎ2番目だった。
今回の調査結果と2014年以降に実施された4回の世論調査結果とを比較したところ、2014年6月以降に行われた世論調査では、中国をロシアの最も重要な経済協力パートナーと見なした回答が最も高かった。
「ロシアにとって最も重要なパートナーで、良好な関係を維持すべき国はどこか」との質問に対し「中国」と答えた人の割合も最も多く33%に達した。その理由について一部の回答者は「中国は発展スピードが速く、経済の実力が高く、前途が明るい」と答えた。他にも「中国は友好的な国で、ロシアの古からのパートナー」「中国人は優れた品性を持ち、見習うべき」「中国の技術発展はレベルが高い」などの回答が寄せられた。
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