【新華社北京5月13日】2008年に四川省汶川で起こった大地震から10年を迎えるに際し、中国科学院のリモートセンシング・デジタル地球研究所は『大規模な自然災害後の回復と再建に関する遠隔監視測定図録』を制作した。中国地図出版集団によりこのほど出版された。
この図録は、衛星・航空遠隔監視測定による高解像度のデータを主な元に、基礎的な地理と社会経済などの資料や、人々の移転や避難、交通インフラの再建、人口と産業の回復、公共サービスの発展、生態環境の修復、災害の防止と管理、土地利用と重点災害区など、復興計画に関する重要な内容をまとめたものだ。また、災害発生からモデルとなる期間や年を選び、図表や文字と組み合わせた形で、汶川大地震(四川大地震)、青海玉樹地震、甘粛舟曲大土砂災害、四川芦山地震、雲南魯甸地震など5つの甚大な被害をもたらした自然災害の後に実施された再建復興計画の基本的な状況を伝えるものにもなっている。
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