【新華社北京3月13日】日本軍国主義を崇拝し、中国侵略の歴史的事実を美化する現象がこのところ中国で連続して発生していることを受け、中国人民抗日戦争記念館、侵華日軍南京大虐殺遇難同胞記念館、瀋陽「九・一八」歴史博物館は共同声明を発表し、関連の法律を絶えず整備するとともに、法と道徳の両方を重んじて、抗日戦争歴史の教育を強化するよう呼びかけた。
声明の中で3館は、文化施設や博物館の愛国主義教育機能を強化し、歴史観教育に力を入れることを提案。文化施設や博物館が展示・陳列物、文化財、図書など従来の教育方法のほか、教育サービス商品の研究開発にも力を入れるよう、また、式典型、体験型、参加型のプロジェクトを通して、愛国主義を見学旅行、探求型学習と結びつけて、実地学習を進める中で愛国を実感の伴った感情に変え、愛国主義を実践可能で、実現できる行動に変えるよう提唱した。
声明はさらに、文化施設や博物館はさまざまなメディア形態を活用して正しい史実を伝え、社会の正しい歴史観形成を導き、愛国主義の主旋律を広く発揚し、好ましいインターネット世論環境をつくり出し、虚無主義的歴史観やジョークめいた虚構を交えた歴史記述などさまざまのよくない風潮を排するよう呼びかけた。また、ニューメディアの愛国主義教育商品をつくり、歴史教育のさらなる普及を図ることを提案した。
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