【新華社アディスアベバ3月14日】在エチオピア中国大使館は13日、国連世界食糧計画(WFP)エチオピア事務所と協定を結び、同国で生活する難民及び干ばつの影響を受けた現地の人々の生活難解消のため、600万ドル(1ドル=約106円)の援助を行うことを取り決めた。
談践・在エチオピア中国大使と国連WFPエチオピア事務所のサミール代表が双方を代表し援助締結式に出席した。
談践大使は、中国が近年、エチオピアに対し数回の緊急援助を実施し、現時点で計3660万ドル相当の援助物資を提供したと述べ、同国への食糧援助の規模として世界第3位であることを明らかにした。
サミール氏は、中国の無私の援助が、国連WFPによる同国の干ばつ被害者と難民の数百万人に対する経済援助の支援になると表明。中国が提供する600万ドルで、難民35万人と干ばつの被害住民に対し2カ月分の食糧援助が実施出来ると述べた。
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