【新華社イスラマバード3月15日】中国のアリババの金融関連会社アントフィナンシャルは13日、ノルウェーの大手通信事業者テレノールのパキスタン現地法人の株式45%を買収し、同国でオンライン決済サービス「支付宝(アリペイ)」の現地版の構築を支援すると発表した。買収額は1億8450万ドル。
同日、両社は首都イスラマバードで戦略的提携合意書締結式を行った。アントフィナンシャルは技術と経験を共有することで、同国最大のモバイル決済サービスである「イージーパイサ」を現地版「支付宝」としてレベルアップさせ、より多くの一般家庭や小規模企業にインクルーシブ・ファイナンスサービスを提供していくという。
アントフィナンシャルの井賢棟CEOは、「支付宝」の優れた技術と経験を共有し、「イージーパイサ」に安全安心、低コストで高効率なユーザー体験を提供していくと述べた。
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