イジヤラ氏は次のように述べている。改革開放以来、中国ではグローバル経済における影響力が日増しに高まり、特に21世紀に入ってからは中国の対外開放の勢いがますます強まっており、経済の総量や貿易額が絶えず上昇している。現在、中国はまさに世界と地域における自由貿易計画の推進に積極的に参与し、道路や海港、鉄道などのプロジェクト融資や建設工事の請負いのような世界的な範囲内での多くの重要なインフラ整備のために、貨物とサービスによるグローバルな流動性を推進している。
イジヤラ氏は、中国は中国・アフリカ協力フォーラムやブリックス(BRICS)サミットなどのメカニズムの中で積極的な役割を果たし、国際協力、特に発展途上国間の協力を推進してきた。今では、中国の「参与度の高さ」がすでに国際の各分野における協力において重要な要素や特徴となっていると述べている。
しかしイジヤラ氏は、西側諸国はこの数年比較的保守的で、国の内政を顧み、更には保護貿易政策まで講じており、このような形勢が一部の欧州諸国や米国では十分に明らかだと指摘する。イジヤラ氏は、一部の国家による排外的な情緒、更には人種間の対立までもが次第に深刻化し、これらの問題は移民に対する消極的な態度や保護貿易政策と密接に関わり合っていると述べた。
イジヤラ氏は、グローバル化、自由開放的な経済政策が各国により多くのメリットをもたらしデメリットにはならないことを歴史が証明している。中国のグローバルな経済協力への積極的な参与や開放的で自由な世界貿易への支援が、自身と世界各国に積極的且つプラスの影響をもたらすことがまさに相応しい例だと述べた。
(新華社より)
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