伝言情報サイト「赶集網」がこのほど発表した「95後(1995年から1999年生まれ)新ブルーカラー調査」によると、ネット時代の到来に伴い誕生した新世代「ネットモデル」たちの過半数は、身長170センチメートル未満で、7割以上が大専(短大に相当)卒以上の学歴となっている。そして「ネット上に自分の実名を公表したくない」とした人は4割近くに上った。揚子晩報が伝えた。
調査データによると、女性ネットモデルのうち、「身長170センチメートル未満」は全体の51%を占め、平均身長は168センチだった。データからはいわゆる「長い脚」というのは、もはや不動の指標ではなくなったことが明らかになった。また、「身長165センチメートル以下」のネットモデルも多かったが、明るく健康的なイメージ、適切な食生活と規則的なトレーニングによって得られる美しいスタイルが人気となっている。また別の統計データによると、女性ネットモデルの平均スリーサイズは、バスト87センチ、ウェスト63センチ、ヒップ88センチだった。ネットモデル歴3年になるVikkiさんは、「ネットモデルに求められる条件は、決して豊満なバストではない。逆にわざわざ小さいバストのモデルを求める衣装デザイナーもいるほどだ」と話す。
「95後」ネットモデルのうち、大学学部卒以上の学歴を持っている人は45%に達し、大専卒以上を加えると70%を上回った。「高学歴」がひとつの特徴である新世代ネットモデルにとって、教養はコミュニケーション力と自信をさらに高め、「高学歴」や「高い素養」は、彼女らが自分をコントロールし、守っていく上でプラスに作用している。「95後」のネットモデルがこよなく愛することトップ3は、「ドラマ追っかけ」、「カラオケ」、「ネット閲覧」だった。彼女らの多くが、ネットライブ配信アカウントを開設し、ユニークな短編動画を撮影してはネットユーザーの関心を集めている。
ネットモデルは若年層の中で高所得者層であると多くの人は思っているが、調査結果によると、新世代ネットモデルの7割は、ぜいたく品に対してそれほど興味を抱いていなかった。彼女らの間でブランド品に目が無いという人の割合は10%にも満たず、ごく少数派だった。
そして「プライバシーについて最も暴かれたくないのは?」という質問に対しては「最も公開したくないのは実名。余計な人間関係で悩みたくないから」と答えたネットモデルが35%に達した。
(人民網日本語版)
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