新華網ニューヨーク1月3日(記者/李銘)業界関係者は、米国の新政府が景気刺激策を打ち出し、米国連邦準備制度理事会(FRB)が利上げペースを加速する可能性の推進が期待される中で、2017年はドルが引き続き強い勢いを維持するものと予想している。
トランプ次期大統領による景気刺激政策が米国のインフレ圧力を押し上げる可能性があることから、市場アナリストは2017年にFRBが利上げペースを加速することで米国経済の過熱を避けるものと普遍的に予想している。
ドイツ・コメルツ銀行(Commerzbank)の通貨戦略責任者を務めるウルリッヒ・ロイシトマン(音訳)氏は、ドル指数が2017年には4%上昇し、2018年には更に7 . 5%上昇すると予想している。
国際金融機関(IFI)の公式フォーラムの研究では、2017年のドル相場の動向は米国の金利水準やトランプ政権発足後の政策執行状況にかかっているとみなしている。
しかし、強いドルがトランプ氏の主張する貿易政策の実施に不利なことから、ドルの上昇がそれにより部分的に制約を受ける可能性があると指摘する市場関係者もいる。
(新華社より)
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