新華網コペンハーゲン1月3日(記者/石寿河)韓国の「腹心の国政介入」事件の中心人物、崔順実(チェ・スンシル)被告の娘、鄭(チョン)さんが1日、デンマーク・オールボーで拘束された後、2日に現地裁判所の公聴会に出席した。オールボーの法廷はその後、鄭さんをデンマークで4週間拘束すると発表している。
オールボーの所在する北ユラン地域の警察は現在当案件の権限をデンマーク・検察庁に移譲して処理しており、当庁はデンマークでの外国人の引き渡しに関する事務処理を担当している。検察庁の担当者は、デンマークの検察側が韓国の司法部門に正式な引渡しの請求をデンマーク側に提出するよう求めており、それから鄭さんを引き渡すかどうかを決めるとメディアに伝えている。
鄭さんは今年20歳で「腹心の国政介入」事件の焦点となる人物の1人であり、その母親、崔順実被告と韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領との個人的な関係を利用して、韓国の名門・梨花(イファ)女子大学校に裏口入学し、また在学中に大学側から特別な配慮を受けていた疑いがもたれている。(写真は新華社/APより)