ロシアのニュースサイト『スプートニク』が11月15日に伝えたところによると、シンガポールの科学者はこのほど、東京で開かれた技術シンポジウムでバーチャルリアリティで食べ物の味を伝える新技術を紹介した。
この技術は味覚受容体に弱電インパルスを送り、バーチャルフードの味を舌で感じさせるというもの。この装置にはバッテリーとセンサーのついた小さな箱があり、4つの素子が数秒で温度を5度ほど変化させ、味覚受容体を刺激することで食べ物の味を感じさせる。実験に参加したボランティア15人のうち8人が「味の変化を感じた」と答えた。
(チャイナネット)
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