新華網キト11月16日(新華社記者/梁君茜、郝雲甫)コレア大統領の招きに応じ、習近平国家主席がまもなくエクアドルを公式訪問する。中国・エクアドルは1980年の国交樹立以来、両国関係が絶えず前進・発展してきた。両国は2015年に戦略的パートナーシップを共同で確立した。
アナリストは、両国の友好的な往来の中で、エクアドルは中国の正しい義利観の実践における証人になったと指摘する。
艱難に遭って始めて真の友を知る。エクアドルでは今年4月に起きた強い地震とそれに続く余震により、重大な人員死傷と財産損失がもたらされ、また救援物資もかなり不足していた。中国政府と人民はそれを自分のことのように感じ、最も早くエクアドル側に力の及び得る範囲の資金や物資、技術支援を提供した。中国側の援助の速さ、その規模の大きさはエクアドル政府と人民を深く感動させた。
エクアドルのルイス・カストロ(音訳)陸軍司令官は次のように述べている。中国は年間を通して専門家と医療チームを派遣しエクアドルを支援している。地震発生後、中国側は最も早くエクアドル軍と人民に人道主義支援を提供し、エクアドルに至急必要とされる資金や設備を直ちに提供しただけでなく、リスク管理の面でも技術支援を提供していたことから、中国はエクアドルの信頼できる友人だといえる。
エクアドルが困難に陥った際、無私の援助を提供した以外にも、中国は長年にわたり多くの分野でエクアドルを援助し続けてきた。エクアドルは上々から下々まで、これについて深く感じとっている。
エクアドルはラテンアメリカで潜在力を持つ中国の経済貿易パートナーだ。当国はすでに中国のラテンアメリカにおける重要な投融資の対象国、プロジェクトの請負市場及びエネルギー協力パートナーとなっている。中国側が建設したいくつかのエクアドルの重大な戦略プロジェクトが相次いで投入・使用されたことから、すでに両国の実務的協力のシンボル的プロジェクトとなり、エクアドル人民に確かなメリットをもたらした。
アナリストは、現在、中国・エクアドルの関係はまさに史上最高レベルにある。ここ数年、双方の上層部の往来は緊密で、政治的相互信頼と戦略的意思疎通が絶えず強まり、経済貿易協力が急速に発展し、人文交流は豊富且つ多彩であり、多分野での交流・協力が絶えず深まっていると指摘する。
(新華社より)
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