オンライン・モバイル広告を手がける赶集網がこのほど発表した「夜勤族」をめぐるビッグデータ調査の結果、「95後(1995年以降生まれ)」の6割が、夜勤の仕事に就いた経験があることが判明した。夜勤の仕事は高報酬ではあるが、生活が不規則になり、友達を作りにくいのが最大の悩みのようだ。揚子晩報が伝えた。
調査結果の概要は次の通り。
「95後」の若いブルーカラーのうち、「夜勤の仕事をしたことがある」人は65%に達し、3割近くが「無睡眠族」、つまり、完全な徹夜勤務をした経験があった。「夜勤族」の最大の特徴は、「生活が不規則」なことだ。「夜勤族」は総じて、「夜中に起きていることで身体の状態はだんだんと悪くなってくる。食事をとる時間や回数も、どんどんと正常ではなくなり、日常生活のリズムが完全に破壊される」という特徴がある。夜勤の仕事が終わったあと、「ただひたすら眠ることで昼間の時間が過ぎてしまう」と答えた若者は62.07%に上った。このほか、「オンラインゲームや他の娯楽で遊ぶ」人は10%だったほか、「ほとんど休みをとらず、昼間も別の仕事をしている」と答えた若者も約10%いた
だが、これらの「夜勤族」が昼間に外出して友人と集まる機会はほぼ皆無だ。社交生活が乏しいことは、「夜勤族」の2番目の特徴と言えるだろう。「寂しさは我慢できても、友人付き合いは続けられない」―夜勤族は、日常生活が昼夜逆転していることから、昔からの友人がいても、会う機会がどんどん減ってしまい、友人との「頻繁なお付き合い」が続けられなくなり、生活もそれにつれて単調になってしまう。