あなたはどのようなインフルエンザにかかりやすいだろうか?これは生まれた年代によって決まるかもしれない。米国の科学者によると、1960年代末までに生まれた人はH5N1鳥インフルエンザウイルスにかかりにくいが、H7N9鳥インフルエンザウイルスへの抵抗力が弱い。これらの人々より若い人だと、逆になるという。新華社が伝えた。
米アリゾナ大学とカリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究者はこの2種のウイルスを研究し、子供の頃に接触したウイルスによって未来の抵抗力が決まることを発見した。あるウイルスに接触したことがないとしても、子供の頃に同類のウイルスに接触していれば抵抗力が生まれる。彼らはこの「免疫の記憶」が逆転できないことを発見した。
研究者は11日出版のサイエンス誌に記事を掲載し、子供の頃にあるウイルスに接触していれば、成長後に同類のウイルスにかかり深刻な疾患になる確率が75%低下するため、死亡率も80%低下するとした。
(人民網日本語版)
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