新華網アスタナ11月4日 新華社記者周良 カザフスタンのアルファラビカザフ国立大学(The Al-Farabi Kazakh National University) のムサタエフ(音訳)教授は先日、新華社記者の取材に応じた際、シルクロード経済ベルトの建設が現在、カザフスタン・中国の関係の深い発展を推進しており、カザフスタン・中国の両国にはシルクロード経済ベルトの建設と「光明の道」新経済政策の連結による協力の成果がはっきりと表れつつあるとの見方を示した。
ムサタエフ教授は次のような見方を示した。中国の習近平国家主席が提起したシルクロード経済ベルトの共同建設の提案とカザフスタンのナザルバエフ大統領が提起した「光明の道」新経済政策の目標は十分に合致し、中国側の提案がカザフスタン側からの積極的な応答を得ており、カザフスタン側はシルクロード経済ベルトの建設を積極的に支持し且つ参与し、両国のこの方面における協力の結果はすでに予想を超えている。
ムサタエフ教授は更に次のような見方を示した。シルクロード経済ベルトの建設への参与を通じて、カザフスタンの中継輸送国としての地位が日増しにはっきりと表れていることは、カザフスタン側に着実な経済的利益をもたらした。シルクロード経済ベルトの建設が日増しに深く推進されるに伴い、カザフスタンのユーラシア大陸の交通の中枢としての地位は一層際立ち、カザフスタンの国境を通過する貨物の輸送量が著しく増えるだろう。
シルクロード経済ベルトの建設と「光明の道」新経済政策の連結に伴い、中国・カザフスタンの両国間の実務的協力は日増しに深まり、協力分野がますます広がる見通しだ。中国・カザフスタンの生産能力協力はすでに51のアーリーハーベストプロジェクトを初歩的に達成し、契約総額が268億ドルに達し、化学工業、自動車、冶金、農業などの多くの分野に及んでいる。
(新華社より)
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