新華網アスタナ11月4日（記者/郝亜琳、周良）国務院の李克強総理は現地時間の3日夜、アスタナの首相官邸でカザフスタンのサギンタエフ首相と中国・カザフスタン第3回定期首相会合を行った。
李総理は次のように指摘した。中国側はシルクロード経済ベルトの提案とカザフスタン側の「光明の道」新経済政策をより着実に連結させ、両国の互恵協力の新たな段階を開拓できるよう望んでいる。中国・カザフスタンの生産能力協力は双方の発展のニーズに合致し、起動してから2年間、一連の重要なアーリーハーベスト（early harvest）の成果を獲得し、両国の実務的協力の新たな注目点となっている。双方が生産能力協力を運び手として、潜在力を深く掘り下げ、全方位的な互恵協力を推進し、相互接続などの大型プロジェクト建設が絶えず新たな成果を得られるように率先して駆動し、両国人民に一層の幸福をもたらせるよう願っている。
サギンタエフ首相は次のように表明した。カザフスタン・中国の両国は高度な政治的相互信頼を維持し、建設的な協力を絶えず強化してきた。カザフスタン側は中国のイノベーション駆動発展などの戦略実施に対し十分に注目しており、「光明の道」新経済政策と中国側のシルクロード経済ベルトの建設を互いに連結させ、両国の指導者が達成した重要な共通認識を実行し、生産能力、交通運輸、エネルギー資源、農業、イノベーションなどの分野における協力を更に深め、カザフスタンでの「中国観光年」のイベントをしっかりと行い、人的・文化的交流を開拓し、両国の地方と企業との間の協力拡大を大いに推進して、両国人民に確実に幸福をもたらせるよう願っている。
会談後、李総理とサギンタエフ首相は中国・カザフスタンの生産能力協力プロジェクトであるコスタナイ市にある江淮自動車工場のプレート除幕式に共に出席し、両国の首相が工場の従業員と動画・リンクを行い、プロジェクトの正式なスタートを宣言した。
