報道によりますと、ロシア議会下院の安全と腐敗取締委員会がこのほど、テロリズム、分裂主義、極端主義への取り締まりにおける中国との協力強化について、関連する協議に批准したということです。これに対して、外務省の華春瑩報道官は3日北京で、反テロの面でロシアを含む各国との協力を強化したいとの考えを示しました。
華報道官はさらに、「国際社会の反テロの情勢が複雑化しつつある現在、中国は一貫して、国際的協力を強化することによって、共にテロリズムによる脅威に対応し、各国と地域の安全維持に努めるべきだと主張している。中露は全面的な戦略パートナーとして、反テロ問題で似たような立場を取っており、協力を密にしている」とした上で、ロシアを含む各国と、テロ対策における政策面での協調や、交流と協力を強化していきたいと表明しました。
(中国国際放送局)
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