【新華社上海5月1日】4月27日に開催された第3回中国国際輸入博覧会(輸入博)技術設備展示エリア説明会によると、第3回輸入博技術設備展示エリアは「規模拡大と高度化」に取り組み、省エネ・環境保全分野に重点を置くという。現在、第3回輸入博の契約済み展示面積は企画面積の70%を超え、出展企業は1100社に達する。
中国国際輸入博覧局の孫成海(そん・せいかい)副局長は、第3回輸入博技術設備展示エリアの出展品目では、自動化、スマート製造を基盤とする上、高速精密化、フレキシブル統合化、グリーン(環境配慮型)化、省エネ化などの発展傾向を重点的に取り込む考えだという。
国家節能センターの楊博(よう・はく)副主任によると、省エネ・環境保全エリアの展示面積は1万平方メートル、省エネ・節水と新エネルギー、資源の総合循環利用と環境保全などの重点業界・分野に焦点を当て、クリーン暖房、「美麗郷村」などのテーマをめぐり総合展示シーンを創り出し、来場者に「グリーンブラックテクノロジー」を体験してもらいたいという。展示期間中、政策の解読や企業マッチング会などのイベントを催し、「グリーン製造」をめぐる国際協力を促進する。
Ingkaグループは2020年、省エネ・環境保全科学技術エリアに出展、契約済みの展示面積を前回の2倍に増やした。同社(中国)不動産部門のステファン・デビーユ総裁によると、中国は最も重要な市場の一つであり、中国の省エネ・環境保全市場には大きな潜在力があると指摘し、2020年の出展により、同社は各界と未来を見通した家具理念、循環経済、再生可能エネルギーなどの新たな実践とホットな話題を投げ掛けたいという。
3回目の輸入博出展となる不二越(中国)の原英明総代表は、中国では省エネ・環境保全政策、輸入拡大政策が強化されつつあり、中国の製造技術イノベーションプロセスの中で我々も一緒に参加したいと願っていると述べた。
輸入博技術設備展示会場の募集協力パートナーの1社である東浩蘭生(集団)の劉宏傑(りゅう・こうけつ)副総裁は、「技術設備分野で準備が十分整っている企業にとって、法人顧客、個人客、政府向け調達のいずれであっても、第3回輸入博はベストな選択肢の一つだ」と言明した。
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