26日、江南造船3号ドック内の2万3千TEU型コンテナ船。(上海=新華社記者/丁汀)
【新華社上海4月30日】中国造船大手、中国船舶集団傘下の江南造船が建造する8万4千立方メートルの超大型LNGタンカーと、2万3千TEU(20フィートコンテナ換算)型コンテナ船が26日、それぞれ3号ドックを出渠(しゅっきょ)した。江南造船3号ドックは、全長580メートル、幅120メートルで、現在使用されている造船ドックとしては国内最大。江南造船では、ドックの稼働効率を十分に高めるため、LNGタンカー1隻と超大型コンテナ船1隻を同時に建造する「並列セミタンデム建造」方式を採用。計画によると、2020年中に6回の「並列セミタンデム建造」を行うことになっている。