【新華社北京5月1日】中国のインターネット動画ユーザー数が3月の時点で8億5千万人に達し、2018年末から1億2600万人増加したことが中国のインターネットの発展に関する報告書で明らかになった。
中国インターネット情報センター(CNNIC)が発表した報告書によると、中国のネット動画ユーザー数は国内ネットユーザー全体の94・1%を占める一方で、ショート動画ユーザー数は2018年末から1億2500万人増となる7億7300万人に上り、ネットユーザー全体の85・6%を占めている。
報告書は、ネット動画のユーザー数と利用時間が今年始め、新型コロナウイルスの感染拡大を受け大幅に増加したと指摘。既にインスタントメッセージに次ぐ規模を持つインターネットサービスになったとしている。
報告書によると、ショート動画は他の産業との融合が進み、特に貧困地域では経済発展を推進する上で重要な役割を果たしている。
また、新型コロナの感染が広がっていた間は、エンターテインメント系アプリのユーザー数が増加し、音楽アプリのユーザー数は6億3500万人、ゲームユーザー数は5億3200万人に達し、ネットユーザー全体の70・3%と58・9%をそれぞれ占めていると報告書は指摘している。
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