4月29日、「デジタルサービス貿易クラウド見本市」にオンラインで参加するイタリア、英国、スペインなど8カ国の政府部門と関連企業団体の関係者。(杭州=新華社記者/殷暁聖)
【新華社杭州5月2日】中国浙江省杭州市で4月29日午後、「デジタルサービス貿易クラウド見本市」が開幕した。国内初のサービス貿易をテーマとしたクラウド見本市となる。
浙江省商務庁が主催する同見本市では、フィンランド、イタリア、英国、スペイン、ドイツ、オランダ、フランス、アラブ首長国連邦(UAE)など8カ国の政府部門や関連企業団体の関係者がクラウドに接続し、サービス貿易における国際協力について話し合う。
同見本市はデジタル都市サービスと中医薬の主要2分野に焦点を当てる。4月29日~5月1日までの3日間の会期中、省内企業計80社余りがオンラインで出展し、デジタル都市サービスと中医薬サービスを提供するほか、ノルウェーやオランダなど海外から企業180余社がクラウド上で一堂に会する。
同日、「浙江デジタルサービス貿易クラウド見本市」プラットフォームもオンラインで開設された。同プラットフォームは企業のクラウドを利用したフォーラムや見本市、マッチング、取引、契約の実現をサポートするため、企業向けにクラウド展示ソリューションを提供する。また、同プラットフォームにはウォークスルー型シーン体験や3Dカスタマイズ撮影、ライブ配信ルームなどのサービスも含まれ、国内外のサービス貿易企業のための経済貿易協力と技術交流のプラットフォームを構築する。(記者/殷暁聖、魏董華、席玥)